結婚式の招待状をデザインする楽しさについて

 女性ならば、人生に一度は夢見るであろう『素敵な結婚式』ですが、実際に挙げるとなると、大変な時間と労力がかかるといわれています。客人をリストアップして招待状を配布したり、招待状の返信が集まったらさらにそれをリストにしたり、そのほか衣装や会場や料理など、決めなければならないことはたくさんあります。それぞれの規模や時期などによって個人差はありますが、結婚式を挙げるためにかかる時間は大体半年から2、3か月程度、会社役員の家同士など、招待客が1000人単位の大規模なものですと、1年がかりという事もあるそうです。それだけ大変な結婚式の準備ですが、それにもかかわらず、招待状や席次表、メニューやウェルカムボードなどを手作りするカップルはたくさんいます。

それは、結婚式の演出に自分らしさを出したい、持ち込み手数料のかからない会場ならば業者に依頼するよりも費用が安く済む等の理由もありますが、他にも『自分でデザインをする楽しさ』も大きいといわれています。例えば、市販の専用便箋ですと、おめでたい鶴や梅をあしらった和風のものか、あるいはかわいらしいピンクの桜の花模様に金紋を押したものなどがほとんどですが、自分で作成するなら、そういった縁起にこだわらず、招待状に好きなマスコットをあしらう事が出来ます。大学の登山部で出会ったカップルならば、招待状を開くと山がポップアップで出てくるものにしたり、あるいは新婦の好きなキャラクターの付いたカードに本文を書いて招待状にしたり、といった演出が楽しめるのです。

もちろん、年配のご親族などには、形式を大事にした方が賢明ですが、友人や仲間に対してならば、そういった楽しい招待状の方が受け取った側も楽しいですし、なによりあまりかしこまらず、気軽に招待がしやすくなります。普段、あまり文通などを行う事のない若い世代が、突然重々しい手紙を受け取るというのは、結構不安になるものです。さらに、メニューや席次表などとデザインを統一することで会場に統一感が演出できます。ハガキなどは印刷業者に、メニューなどは会場に、と複数の業者に依頼をしますと、どうしても文字のサイズやフォント、柄や色などがそれぞれバラバラになってしまいます。それはそれで演出として別段招待客への非礼には当たらないのですが、やはり見た目には同じにした方が好まれるものです。これらのメリットから人気があるので、最近では、テンプレート入りの作成キットなども多数販売されています。